起業の仕方コンサルのアンサーブです。
本日は「契約書の重要性」について、お話したいと思います。
先日のコラムが大反響を頂きましたので、
今回も少しだけ芸能関係のお話を交えていきたいと思います。
年明けよりSMAPの解散騒動が報じられていますが、
お隣の国「韓国」ではよく報じられる話です。
先日も日本で人気のあるKARAが事実上の解散を発表しました。
個人的には「ミスター」という腰振りダンスが特徴の曲が好きでしたので残念です。
また、東方神起が契約上の問題から3人が脱退し、2人になったのは有名な話です。
東方神起はBigBangと並んで東京ドームなどのドームツアーがファンクラブでも
チケット争奪戦になるほどの人気のグループです。
韓国の男性アイドルグループの場合は兵役の問題もありますので
一概には言えませんが、契約上の問題で揉める事はよくある話です。
ここで、問題になるのが契約の内容についてです。
起業される際に多くの方が「契約書は作成しています」と言われますが、
契約書は作成すれば万事問題なしというわけではありません。
例えば、「殺人を請け負う契約書」を作成したとして、
法的に問題がないと言えるでしょうか?
また、「時給200円の雇用契約書」を締結したからといって、
法的に問題がないと言えるでしょうか?
そうですね。法的な問題があると思います。
このように、契約書は「作成すればいい」というものではありません。
ここで重要なことは「紛争が100%発生しない契約書はない」という事です。
どんな契約書を作成しても、訴えられたり、訴える必要性が発生することが
考えられます。
実際に、分裂してしまった東方神起においても恐らく何百ページにおよぶ契約書が
作成されていたと容易に想像できます。
しかしながら、契約書の内容に問題があるとして紛争に発展したわけです。
大切なのは、
1.法的に問題のない契約書を作成する
2.紛争に発展した場合は、契約書を作成した専門家に紛争解決を依頼する
ということです。
契約書を作成した専門家でないと、契約書の言葉の意味や狙いが理解できないので、
正直なところ意味がなくなる可能性があります。
従って、契約書を作成する際、個人的には弁護士に依頼すべきと考えています。
起業を考える方々にとって、契約書の作成費用は決して安いものではないと思います。
内容は分量にもよりますが、30~50万円程度の費用が必要だとお考え頂ければと思います。
しかし、いざ紛争に陥った場合に「全く役に立たない契約書」であったり、
契約書を作成した方が紛争対応できない方であれば、せっかくの費用も
無駄になってしまう可能性が高いのです。
私が行っている起業の仕方コンサルでは、契約書作成は弁護士に依頼しています。
少し高いですが確実な契約書を作成して頂けますし、
万が一の際の対応もして頂けるので安心です。
起業する際、起業した後も契約書は随時必要になります。
「契約書=弁護士作成」でまずはお考え頂いてはいかがでしょうか。
起業の仕方コンサル ㈱アンサーブ 大坪