起業の仕方コンサルのアンサーブです。
会社を作ることは何度でも可能ですが、会社員から起業・独立することは
人生に一度あるかないかだと思います。
そこで、起業・独立する前に行っておくべき5つのことをお伝えしたいと思います。
【NO.1 カードを作れるだけ作っておきましょう】
会社員時代は、勤務先の信用や給与が保証されているなどが関係し、カードは比較的作りやすいと思います。
しかし、起業・独立し、自社の代表や個人事業主となった場合、カードが途端に作れなくなる可能性があります。
従って、万が一の為に現在の勤務先を退職する前にカードは作れるだけ作っておいた方がいいと思います。
ただし、無駄に使用すると自転車操業となり、返済が滞る可能性もありますので注意が必要です。
【NO.2 立つ鳥跡を濁さず】
ほとんどの方が会社員から起業・独立されることと思います。
現在の勤務先と喧嘩したり後味の悪い退職をするのではなく、円満な退職を目指し、
上司の方や同僚の方などにきちんと話をし、応援してもらうような関係を構築しましょう。
もちろん、全てが円満にいくことはないと思います。
可能な限り円満に退職し、良好な関係を構築できるよう頑張って下さい。
【NO.3 半年分の生活費は残しておこう】
起業・独立して直ぐに売上が上がるとは考えない方が身のためです。
起業・独立するだけで職種にもよりますが、100万円単位でお金が必要です。
その他に生活費として半年分の貯金は残しておくべきだと考えます。
生活費で月々25万円を要している方であれば、150万円の貯金を残しておくイメージです。
時折、私にくる相談で「現在、貯金0円ですが起業したいです」とのご相談を頂きますが、
困難を極めますので、頭を抱えてしまいます。
ご自身のため、ご家族のためにも起業・独立費用とは別に生活費半年分の貯金は残しておきましょう。
【NO.4 家族の同意を得ておこう】
独立・起業は人生においてかなり大きめのイベントです。
また、多額のお金を要する場合もありますし、収入を得られなくなる可能性もあります。
従って、奥様がいらっしゃる方は必ず事前に同意を得るようにして下さい。
【NO.5 信用情報をキレイにしておこう】
ここでいう信用情報とは、金融機関からの借り入れの遅滞がないかどうか、
カードの支払いが遅れてないか、携帯電話料金を滞納していなかということです。
起業・独立すると、自社の信用がまだないので、借入が本当にしづらくなります。
ただでさえ、自社の信用がないのに加えて、自分自身まで信用を失っていると、
素晴らしいビジネスモデルを思い描いていても、実践できなくなります。
起業・独立される際に必要なことは業種によっても様々ですが、
最低でもこの5つは実践しておくことをお薦めいたします。