起業の仕方コンサルのアンサーブです。
ここ最近、起業を目指す方や中小企業の経営者の方からの相談を受けており、
少し気になる点があります。
それは、誤った情報や認識を信じきっていることです。
主に、契約に関することなのですが、
「〇〇しておけば大丈夫だと知人に言われた」
「インターネットで〇〇をしておけば大丈夫って書いてあった」
と、おっしゃる方が本当に多いです。
しかし、本当に大丈夫なのでしょうか。
私の経験上だと、「それは売掛金を回収できなくなるんじゃないか」とか
「裁判になったときに不利になるような気がする」と思う事が多々あります。
情報の真偽(でどころ)等を確認もせず、ビジネスを行うことは
非常に危険だと思います。
インターネットの発達により様々な情報を容易に取得することが可能な現代において、
情報の真偽を確かめる能力も必要となっております。
テレビ・ニュース・インターネットの全ておいて、真実の情報が流れているとは限りません。
テレビやニュースでさえ、情報が操作されている可能性は極めて高いのです。
ビジネスは「契約」が大原則となります。
その契約における内容の是非を専門家に確認もせず、
「〇〇が大丈夫と言っていたから~」や「みんなが◇◇しているから」で
ビジネスを進める事は本当に危険だと思います。
少し偏った言い方をすれば、
「知り合いが無事に帰ってこれると言ったから、
戦場に武器も防具も持たずにに飛び込んでいく」ようなものです。
危険極まりない行為ですよね?
私からすると戦場に無防備に飛び込んでいくようなものなのに、
個人事業主や経営者は無防備で戦場に飛び込んでいっているように見えます。
(戦場に例えることは良くないと理解しておりますが、
分かりやすく表現するために使用していることをご容赦下さい)
なぜでしょうか?
まだまだ日本の起業家や経営者の多くは、法律家に依頼することを
「恥ずかしい」「まだ争いになってもないのに」という風習が根強く残っています。
しかし、戦場に赴くのであれば「武器」や「防具」を入手しようとしますよね?
ビジネスにおいて法律家に依頼するのは、戦場において「武器や防具」を入手するのと同じなのです。
皆さんのまわりにも法律家である弁護士がたくさんいらっしゃると思います。
ぜひ、情報の真偽や契約に関する内容について、法律家である弁護士に相談してみて下さい。