起業する際に必要な「優秀な経営者に必要な7つの資質」についてお話したいと思います。
私が今まで出会った数多くの経営者の方々を分析した結果になりますので、
世の中にある情報とは少し違う結果かも知れません。
目次
1.判断が早い
2.数字管理能力が高い
3.諦めが悪い
4.不必要な見栄を張らない
5.攻めの姿勢とリスク管理
6.忘れてはならない謙虚さ
7.計画性
1.判断が早い
大企業とベンチャー企業の違いは「判断の早さ」だと思います。
世の中の流れが早い現代において、判断の遅さは致命傷になる場合も多いと思います。
経営者は常に様々な情報を入手し、瞬時に「OK」なのか「NG」なのかを判断する必要があります。
判断の遅い経営者がいると、その企業は時代に取り残される可能性が高いのです。
従って、優秀な経営者に必要な資質として「判断の早さ」が挙げられると思います。
2.資金管理能力が高い
売上・経費・時間・取引先数などの数字の管理が高いことも必要な資質だと思います。
売上はどの程度か、経費はどの程度なのか、処理に要する時間や取引先数などの数値は、
経営では必要な数値と言えます。
このような数値を常に把握することが、様々な経営判断に直結すると思いますので、
優秀な経営者に必要な資質として「数値管理能力の高さ」が挙げられると思います。
3.諦めが悪い
1度行ってもダメな場合は多々あると思います。
しかし「いける」と思ったビジネスであれば試行錯誤を繰り返し、成功するまで行うこともあると思います。
トマース・エジソンは「私は失敗したことがない。ただ1万通りの、うまくいかない方法を見つけただけだ」
との明言を残しています。
私がお世話になった経営者の一人は、何年も赤字が続いている事業でも諦めなかった結果、
上場を果たしています。
従いまして、優秀な経営者に必要な資質の1つに「諦めが悪い」が挙げられると思います。
4.不必要な見栄を張らない
経営者の多くは様々な場所で見栄を張りたがります。
例えば、洋服や鞄、靴などを一定のものを身に付ける必要性はありますが、
それをSNS等で自慢する必要はありません。
また、よくSNSで目にしますが
〇〇で有名な◇◇さんと一緒です ⇒ ○○で有名なは不要
予約の取れない〇〇に来ています ⇒ 予約の取れないは不要
などの誇張表現は不要だと某リサーチ会社のアンケートでも事実として挙げられています。
従って、「不必要な見栄を張らない」ことも優秀な経営者に必要な資質に挙げられると思います。
5.攻めの姿勢とリスク管理
攻撃だけでは企業は存続しませんが、リスク管理だけでも企業は成り立ちません。
攻めの姿勢とリスク管理のバランスを取ることが非常に重要だと思います。
現代スポーツにおいても、まずは守備を整えてから攻撃するのが主流です。
営業ができる経営者は「攻撃一辺倒」の傾向がありますし、
法的な知識のある経営者は「リスク管理一辺倒」の傾向があります。
従って、「攻めの姿勢とリスク管理」は優秀な経営者に必要な資質と考えられます。
6.忘れてはならない謙虚さ
起業すると多くの方が「社長」と呼ばれることになります。
どの社長も、いきなり社長になったわけではないと思います。
しかし、一種の憧れであった「社長」と呼ばれ始めると勘違いされる方も多くなります。
態度が急に大きくなったり、身の丈に合わない飲食を行ったり、無駄に高いものを身に付け始めたり、
中には社長になってすぐに消えてしく方もいらっしゃいます。
ほとんどの企業は、お客様に物を販売したりサービスを提供することにより、売上を上げています。
また、様々なスタッフや関係者に支えられているはずですが、いつしか人は「社長」と呼ばれ始めると、
そのようなことは忘れてしまいます。
従いまして、「忘れてはならない謙虚さ」も優秀な経営者に必要な資質に挙げられると思います。
7.計画性
起業の仕方コンサルでもお伝えしておりますが、「計画性」がない企業は危なくて見ていられません。
ガチガチに固められた計画ではなく、一定程度のゆとりを持った計画は絶対に必要です。
ここでいう計画とは、売上・経費・期間・人員などの目標を設定することです。
無計画な経営者と話す機会もありますが、まずキャッシュフローが最悪です。
売上も経費といった計画もなければ、把握もしていないことがほとんどです。
計画性のある経営者はいつも多忙を極めていますが、経営は順風満帆で、
長期計画の立案やマーケティグに力を入れられています。
従って、「計画性」も優秀な経営者の必要な資質に挙げられると思います。
弊社が考える「優秀な経営者に必要な資質」はいかがでしたでしょうか。
絶対に全てが必要とは言いませんが、全てを取り入れられるといいですよね!
話は少し変わりますが、弊社が関わっている勉強会が開催されます。
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