士業コンサルのアンサーブです。
仕事柄、多くの弁護士や税理士などの士業と
お会いさせて頂くことが多いのですが、
そういった専門家と消費者の感覚のズレが気になりましたので、
本日はお話したいと思います。
1.TBSドラマ「99.9~刑事専門弁護士」
人気アイドルグループ「嵐」の松本潤さんが主演のドラマです。
日本の刑事裁判は起訴(裁判にかけられる)と、99.9%の確率で有罪となり、
無罪を勝ち取るのは事実上不可能と言われています。
無罪確率0.1%にかける弁護士の調査の仕方や奮闘をドラマ化しているのですが、
個人的には非常に面白く、毎回楽しく拝見しています。
2.テレビ朝日ドラマ「グッドパートナー」
竹ノ内豊さんが主演のドラマです。
ビジネスロイヤーという「企業法務」を専門に扱う弁護士の物語で、
これも楽しく毎週拝見しています。
3.士業達と消費者の意識のズレ
ネット上で拝見した士業と消費者の意見をご紹介したいと思います。
<士業達の意見>
・こんな弁護士はいない
・弁護士費用が幾らになるか分かってるのか
・刑事事件一つにこんなに時間をかけられない
・弁護士は捜査しない
・弁護士は顔じゃない
<消費者の意見>
・こんな弁護士に頼みたい
・いま依頼している弁護士と大違い
・弁護士費用が高そう
・イケメン弁護士・美人弁護士は魅力的 などなど
いかがでしたでしょうか。
感じ方はそれぞれだと思いますが、
士業達と消費者の感覚は大きくズレているのは事実だと思います。
サービス業としての士業と、サービスを求めている消費者との間に
こんなにズレがあってもいいのでしょうか。
士業は年々数が増えてきており、ますます競争が激しくなっています。
サービス業としての本質を「士業」はもう1度学ぶ必要があると思います。